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type: article
title: ブログの引越と再開
timestamp: 2018-07-15T00:00:00Z
profile: sorane-okf/0.1
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# ブログの引越と再開

<p>この三連休は何の予定もない。だから再インストールして間もないゲーミングPCをまた再インストールしたり、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Kindle">Kindle</a>で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C0%D1%A4%F3%C6%C9">積ん読</a>になってる本を読んだり、地元のカフェを回ってメシを食ったり、だらだらと過ごしている。来週の講演とか、このところ週に3度も朝に集まっている仮想通貨交換所のセキュリティについての文書を仕上げるべきだと頭では分かっているが、どうにも無駄に時間を過ごしてしまう。そしてかねてから懸案になっていた日記の引越も、久しぶりに調べてみると簡単にブックマークごと移行でき、リダイレクトの設定までしてくれることが分かったので、やってみることにした。という訳で引越がてらブログを更新してみる。<br />振り返ると、できたばかりの「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA%A5%C0%A5%A4%A5%A2%A5%EA%A1%BC">はてなダイアリー</a>」は濃い場所だった。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%CC%DA%B9%C0%B8%F7">高木浩光</a>も、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C5%EC%B9%C0%B5%AA">東浩紀</a>も、みんな往時は「<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%CF%A4%C6%A4%CA">はてな</a>」で日記を書いていた。<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C3%E6%B1%FB%B8%F8%CF%C0">中央公論</a>に「情報自由論」が連載されていた頃、それは<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%A4%A5%D5%A5%A1">サイファ</a>ーパンクな近未来に対するかなり現実的な預言だったし、いま振り返っても、だいぶ当たっていた気がする。それから十数年、世の中はだいぶフラット化しつつあるし、仮想通貨やダークウェブの隆盛にしても、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Winny">Winny</a>をネタに騒いでいた時代が牧歌的だったと思えるくらい技術は世の中を現に動かしてしまっている。日本のブロガーとしてhagexが最初に凶刃に倒れたことで、Web言論もだいぶ変わってしまうのかも知れない。<br />もともとブログが2000年代初頭に脚光を浴びたのは9.11でマスメディアが萎縮する中、優れた言論が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Weblog">Weblog</a>としてインターネット上で展開され、それらが代わりの役割を担うと期待されたことに起因している。けれども「繋がりたい」という欲求だけで長文を書き連ねるのは難しいことだ。ほどなくして<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BD%A1%BC%A5%B7%A5%E3%A5%EB%A5%E1%A5%C7%A5%A3%A5%A2">ソーシャルメディア</a>が出てきて、もっと気軽に短文を交換できるようになってからは、パッと考えを共有したい、共感を得たい、「いいね！」されたいという欲求は、ブログよりも<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Twitter">Twitter</a>や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Facebook">Facebook</a>、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Instagram">Instagram</a>なんかに取って代わられた。長文を書くよりも、美味しそうな食べ物を上げた方がいっぱい「いいね！」がつくし、ややこしい問題にも発展しない訳だ。<br />斯様にブログ上の長文はポスト9.11、プレ・ソーシャルの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BC%A5%ED%C7%AF%C2%E5">ゼロ年代</a>文化であって、そのスタイルを曲げない<a href="http://blog.hatena.ne.jp/shi3z/">id:shi3z</a>なんかは本当に根気強い、立派なことだと思う。僕はこの数年ブログを書いてもさしたる反響が得られないのに対して<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Facebook">Facebook</a>であれば随分と内輪からコメントやフィードバックを受け取れるし、多くの人に記事を読んでもらうのであれば<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/Yahoo%21">Yahoo!</a>ニュース個人に書いた方が読んでもらえる。けれども内輪のおしゃべりでもなく、伝えることを考えたジャーナリスティックな記事でもない中間的なものとして、ブログ的なモノはあったのではないだろうか。<br />という訳で気負わず悶々とした思いを書き連ねる場として、再びブログを書いてみようと思う。これまで思い立って書いたことというのは大概、書いてから自分はこんなことを考えていたのかと考えさせられた。文章を書くとはそういう営為なのだろうという気がする。引越に際して久しぶりにブログを読み返し、どうにも途中からブックマークが欲しくて仕方なくなって、フォーマルで気付きのある文章を書こう、でも刺されないようには気をつけようとして、それが次第に負担になってしまった気がする。もっと短時間にちゃちゃっと何かを切り取るのがブログっぽいんじゃないか。という訳で気負わず<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%C9%D4%C4%EA">不定</a>期に更新したい。</p>
