独DRAM大手のQimondaが破産し独経済省が支援を検討している。2003年に破綻しかかったHynixが韓国政府の補助金で生き存え、DRAMを乱売し続けたことが世界的な過剰供給を招いた。製造コストを大幅に下回るほど市況価格は低迷し、昨年エルピーダに抜かれるまでHynixに次ぐ世界3位だったQimondaの経営を直撃した。
シリコンサイクルの谷を乗り切れば残存者利益を得られる過去の経験則から、潰すに任せるよりは政府による救済が合理的と考えても無理はない。しかし各国が同じように考えれば市況が悪化したところで各社とも撤退せず、慢性的な供給過剰で価格は回復しない。