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type: article
title: 渉外屋としての残り時間
timestamp: 2008-03-08T00:00:00Z
profile: sorane-okf/0.1
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# 渉外屋としての残り時間

<p>来年度から<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B7%D0%C3%C4%CF%A2">経団連</a>の高度ICT人材育成で<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E5%BD%A3%C2%E7%B3%D8">九州大学</a>の非常勤講師を引き受け、シアトルから成田についた足でそのまま福岡に飛んで熊本での合宿に参加した。僕が取りまとめを担当する『高度ICTリーダー特論』なる集中講義に<a href="http://blog.hatena.ne.jp/lalha/">id:lalha</a>や<a href="http://blog.hatena.ne.jp/masays/">id:masays</a>、<a href="http://blog.hatena.ne.jp/shi3z/">id:shi3z</a>とか誘ったんだけど、<a href="http://blog.hatena.ne.jp/shi3z/">id:shi3z</a>が自費で合宿にきてくれたことには驚いた。<br />
で、<a href="http://blog.hatena.ne.jp/shi3z/">id:shi3z</a>が「俺たち30にもなって、こんな風に燻っている時点で、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A1%A6%A5%DA%A5%A4%A5%B8">ラリー・ペイジ</a>とか<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D3%A5%EB%A5%B2%A5%A4%A5%C4">ビルゲイツ</a>に負けてる訳じゃん。そんな俺たちがトップノッチの技術者を育てられる訳ないよね」とか宣うものだから「まあそうなんだけど、俺そもそも技術屋じゃなくて政策屋だし、20年後とか30年後に、奴らを超える若者が育つ国に変えようと努力するぜ」とかいいつつ、あぁ歯が浮いているなぁと凹んだ。</p>
<blockquote cite="http://d.hatena.ne.jp/naoya/20080306/1204801971" title="ソフトウェア技術者としての残り時間 - naoyaのはてなダイアリー"><p>継続が力となることが分かったところで時間が有限であることもまた分かり、では限られた時間の中で何かを成し遂げるには、その何かを継続しなければならない、つまりそれは、何かを捨てて何かを選択することなんだということも思うようになりました。頭では分かっていましたが、それを肌で実感するようになったのはやはり、年齢的なものが大きいのかもしれません。</p>
</blockquote>

<p>リーダーといったって学生たち<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/SIer">SIer</a>で係長課長部長になるとか、<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D7%A5%ED%A5%DE%A5%CD">プロマネ</a>になるとか、そういう<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AD%A5%E3%A5%EA%A5%A2%A5%D1%A5%B9">キャリアパス</a>しかみえていない学生達に、もうちょっと視野を広げる手助けはできるし、とりあえず多様なリーダーシップ像や<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%ED%A1%BC%A5%EB%A5%E2%A5%C7%A5%EB">ロールモデル</a>を示して、学生の何割か刺激を受けて殻を破ればいいんじゃん、みたいな話になった。個性派講師陣の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%B1%A4%E2%A4%CE%A4%DF%A4%C1">けものみち</a>列伝から学生がどんな刺激を受けるか楽しみにしている。<br />
特に地方の学生って東京のようにどっかの勉強会に迷い込めば世界が広がるとかじゃないから、ダイアの原石であっても覚醒する機会がないだろうし、彼らに対して何か気付きのチャンスを提供することって非常に大事なんじゃないかと思う。M2の夏休みって概ね内定とか出ている訳で、そういう意味じゃ微妙なんだけどね。<br />
僕も齢31となって、残り時間を気にしながら何をやるか取捨選択すべき時期に差し掛かっていることを意識する。いつまでも好奇心に身を任せて食い散らかすだけじゃ駄目で、何を仕上げるか、何を遺すかといったことを考え始める訳だ。技術者と違って渉外じゃ30歳なんて赤ん坊もいいとこなんだけれど。<br />
で、まぁ自分にできることに限界があるとすれば、後進に対して高速道路を用意してあげるとか、引っ張り上げるとか、そういう方向にいくのは自然かな、と。もちろん自分は自分で、その年齢と置かれた立場の中で、何かしらプロフェッションを磨くんだけど。とってつけたような座学だけじゃなく、背中をみせて恥ずかしくない生き方を貫きたい。</p>
