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type: article
title: 次回のised設計研へ向けて
timestamp: 2005-03-15T00:00:00Z
profile: sorane-okf/0.1
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# 次回のised設計研へ向けて

<p>議事録の公開はだいぶ先になるが，土曜の<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/ised">ised</a>倫<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CD%FD%B8%A6">理研</a>はかなり問題の本質に迫れた．これまでの混迷は『情報自由論』が刊行されていないが為に，その辺の問題意識に対してばらつきがあったことも一因だろう．ネット上の公共圏を巡る曖昧な議論が逸れはじめたのは，実は現実世界で自明であった私的空間の定義が<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B5%A5%A4%A5%D0%A1%BC%A5%B9%A5%DA%A1%BC%A5%B9">サイバースペース</a>上ではいたく難しいことに話が及んでからの第二部後半，最後の1時間くらいの議論でのことである．<br />
前回の八田発表と並んで倫<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%CD%FD%B8%A6">理研</a>，設計研の議論の接合点がみえてきている．と同時に，次回の設計研はこれらの論点を網羅した上で，問題抽出と解決へ向けた選択肢の提示が求められよう．つまり</p>

<ul>
<li><a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A2%A1%BC%A5%AD%A5%C6%A5%AF%A5%C1%A5%E3">アーキテクチャ</a>の再定義可能性とは何か</li>
<li>ネット上の公共圏，私的空間を誰が線引きするのか</li>
</ul><p>というふたつの問いを踏まえた発表が求められている．現時点で</p>

<ul>
<li>誰が情報社会を設計するのか</li>
</ul><p>というお題で準備を始めているが，もっと論点を絞るかも知れない．ここで備忘録として，鍵となる論点を列挙しておこう</p>

<ul>
<li>構造の違いによる技術革新への適応性</li>
<li>モジュール構造と<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%CD%A5%C3%A5%C8%A5%EF%A1%BC%A5%AF%B3%B0%C9%F4%C0%AD">ネットワーク外部性</a></li>
<li>標準間競争と標準であることの根拠</li>
<li>柔軟性と洗練との<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%C8%A5%EC%A1%BC%A5%C9%A5%AA%A5%D5">トレードオフ</a></li>
<li>取替可能性か相互運用性か</li>
<li>分割統治された情報社会で民主主義の前提が成立しない理由</li>
<li>「可能とする技術」が新たな政治的対立を生む理由</li>
<li>泡宇宙を繋ぐ誰か</li>
</ul>
