---
type: article
title: GLOCOM IECP研究会 東浩紀 情報自由論を聞く
timestamp: 2004-02-17T00:00:00Z
profile: sorane-okf/0.1
noFontEmbedding: true
---

# GLOCOM IECP研究会 東浩紀 情報自由論を聞く

<p>論点はいろいろだが，プロファイリングされない自由，についての議論は面白かった．ITを活用するときに匿名性を実現する費用を誰が負担するのか，それが問題である．技術的に匿名性を保障することは，ブラインド署名でも何でも，かなり高コストである．運用によるプライバシー保護はより低コストだが，ひとを信じる仕組みは，結構な確率でひとに裏切られるのである．個人情報の活用や，属性に基づく<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%BE%A1%BC%A5%CB%A5%F3%A5%B0">ゾーニング</a>には，経済的・<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%B9%A5%AF%B4%C9%CD%FD">リスク管理</a>的<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%F3%A5%BB%A5%F3%A5%C6%A5%A3%A5%D6">インセンティブ</a>が働くが，東さんのいうところの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%EA%A5%D9%A5%E9%A5%EA%A5%B9%A5%C8">リベラリスト</a>的自由を支える<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%A4%A5%F3%A5%BB%A5%F3%A5%C6%A5%A3%A5%D6">インセンティブ</a>・モメンタムは，いまの資本主義，消費社会にはない．しかし，そういった問題にいち早く警鐘を鳴らし，突き詰めた議論をすることは重要なことだし，そういうところにも知識人の存在意義というものはあるのだろう．</p>
